3月27日上場廃止予定の9924ドミーについて考える③




3/27付で上場廃止を予定している9924ドミーについて。
上場廃止日が迫っているので完結編を書きます。

前回記事

3月27日上場廃止予定の9924ドミーについて考える①

3月27日上場廃止予定の9924ドミーについて考える②

<script>” title=”<script>

<script>

想定される影響

色々あるとは思いますが一番大きな影響は店舗の減損になると思います。

2017年5月期の短信より


まず、前期末時点の建物及び構築物の簿価は約53億になります。

2017年5月期の有報より


建物及び構築物の内、減損の影響を受ける可能性の高い「店舗」の簿価は約45億になります。

どのくらい影響を受けそうか


調査報告書より。
減損対象店舗が17店舗。(37店舗中)


同じく調査報告書より。
新しくコストの高い店舗が減損対象となっている。
(減価償却があまりされておらず、金額自体も大きいため減損の余地が大きい)

結局どの程度減損するか分からないので、単なる予想レベルになってしまうけど、対象店舗が全体の半数近くであることと、減損余地が大きい店舗が対象に入っていること(これが1店舗だけか、他にもあるかは不明)を踏まえると、建物の簿価45億の内、それなりの割合が減損になる可能性が高いと思います。

また、有形固定資産については、建物以外に減損対象が出てくる可能性はあると思われます。

減損前のドミー(9924)の純資産は約30億なので、これが全て吹っ飛ぶことは無いと思いますが、仮に半分が吹っ飛んで、現在0.5倍のPBRが1倍となれば、割安感はかなり減ってくるな、と。

あとで少し追記するかも。

ブログランキング参加中です。クリックお願いします!
↓↓↓




2 件のコメント

    • 税金はあまり詳しくないですが、基本的には減損は損金不算入で、減価償却費は損金対象になると思うので、トータルでは追加支払いが発生するんじゃないかというのが予想です。

  • 匿名 へ返信する コメントをキャンセル

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください