2020年3月決算の今期予想の開示状況(5/15時点)
延期分を除き、3月決算が一通り出そろったので、今期予想の状況を整理していきます。
FY21予想(5/15までの発表分)
4月、5月(5/15まで)に開示された通期決算決算発表があった今期予想の数字を以下分類で集計しました。
- 1. ○増収/○増益
- 2. ○増収/×減益
- 3. ×減収/○増益
- 4. ×減収/×減益
- 9. 予想開示無×
全体の6割が非開示。
開示率が高い業種は、建設、情報通信、食料、精密機器、不動産、水産・農林、辺り。
特に食料品の安定感。
傾向は4月末と大きく変わらず。
FY21予想(5/15までの発表分)(非開示分を除く)
全体的に非開示が多くて強弱が分かり辛いので、上記から非開示を除くと、、、
4月末時点では開示会社の53%が増収増益で思ったより悪く無いと思っていたけど、出揃ってみると増収増益は36%。
増益が約4割、減益が6割とかなり悪化。
非開示の所は、業績が悪いところが多いと想定されるので、全体だと1~2割が増益、8~9割が減益という感じかな。
分かってはいたけど結構きついね。
ただ、減益が多いとはいえ、開示会社766社中、730社が営業黒字、36社が営業赤字なので、現時点ではBPSがボロボロに毀損する感じではない。
非開示のところは赤字も多そうではあるけど。。。
FY20予想(上記企業の1年前の業績予想)
あと最後に参考までに、↑の企業の1年前の数字です。
去年は6割増益、3割減益、1割非開示なので、当然去年よりはだいぶよい。
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