2019年度1Q決算の傾向を分析します
2020年3月期の1Q決算が概ね出揃いましたので、前年同期比の決算の傾向を確認していきます。
具体的には2019年8月14日(水)までに1Qを公表している2019年1月/2月/3月決算会社の売上高(営業収益)と経常利益の前年同期比から業績傾向を見て行きます。
①2019年度1Q/前年同期比業績の傾向
まずは直近1Qに出た単純な売上・利益の増減の傾向です。
(例:2019年4月~6月と2018年4月~6月の業績を比較)
決算公表した会社自体は2500社超ありますが、該当の数値が未公表などの理由から若干集計対象外となっている会社もあります。
傾向としては、増収増益と減収減益が概ね拮抗しており、良くも悪くもなし。
②2018年度1Q/前年同期比業績の傾向(1年前)
次に比較のため1年前(2018年度1Q時点)のデータを使って同様の集計を行います。
(例:2018年4月~6月と2017年4月~6月の業績を比較)
①と比べると増収増益企業の比率が高く、やっぱり去年と比べると業績は悪化している。
①②のまとめ
増収増益と減収減益の企業数はほぼ同じ(若干増収増益のほうが多い)で、現時点で企業業績はそこまで悪いわけではない。
但し、前年よりは悪化している。
というのが、1Q決算を単純集計した結果になりました。
次の更新では業種別の数字について書く予定です。
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