【貿易実務検定C級】実務未経験&学習期間1週間で合格した勉強方法




<script>” title=”<script>

<script>

実務未経験&学習期間1週間で貿易実務検定C級を合格しました

お仕事の都合上、急きょ必要になったので、受験&合格しました。

貿易実務検定自体は受験者は決して少なくない試験だと思いますが、受験者層の関係からか、ネット上に試験に関する情報があまり載っていなかったため、今後受ける人のご参考のため、私の学習方法を説明していきます。

実務未経験者が1週間(15時間程度)で、得点率95%超で合格したので、勉強の進め方としてはまずまず効率的だったかと思います。

貿易実務検定C級の概要

試験の基本情報は以下の通りです。

  • 試験はマークシート形式
  • 貿易実務150点+英語50点
  • 合格基準点は80%(160/200点以上)
  • 合格率は概ね50%台。
  • 試験時間は貿易実務が1.5時間+英語が45分
  • 受験料:5,980円

マークシート形式でかつ合格率は高いので基本的にそれ程難しくはないです。

ただ、当然のことながら貿易の専門用語がバンバン使われるので、実務未経験には決してハードルは低くはないです。

また、合格基準点が80%とかなり高いので、ちょっとのミスが命取りになりかねない若干怖い試験でもあります。

貿易実務検定C級の学習方法について

個人的にあまり時間を使いたくなかったので、最低限の期間(1週間・15時間程度)ある程度集中して学習しました。

学習のポイントとしては、この試験はかなりの割合が過去問から出題されるので、

  1. 過去問の解説が読める最低限の知識をテキストで覚えて
  2. あとはひたすら過去問を実施
  3. 英語は最低限の英単語とあとは過去問

という感じです。それぞれ解説をしていきます。

①テキストで貿易実務の基礎を抑える

実務経験があって、過去問を見てある程度用語が分かるような人は、ここを飛ばしてもよいかもしれません。

私自身は実務経験が無く、最初過去問を見た時殆ど意味が分からなかったので、テキストを使ってざっくり貿易実務の流れを学習しました。

ざっくり理解すればよいというのがポイントで、ここでは用語を暗記する必要はないので、取引の流れを中心に概念(誰が何のためにそれをやるのか)を大まかに理解するとよいです。

具体的には、ここでは

LC開設→契約→船積み→決済

の流れと、それぞれの作業の目的(例えば、誰が何のためにLC開設をするのか)さえ分かれば、あとは過去問で何とかなると思います。

インコタームズは重要ではありますが、数が多く時間がかかるので、最低限(FOB+CIF)以外は暗記不要です。
何となく、Iが付いていたら保険(insurance)も輸出者負担なんだなーとかのレベルで何とかなります。

私はテキストは図解 貿易実務ハンドブック ベーシック版を使いました。

ただ、上記テキストは丁寧ではありますが、試験だけを考えると若干丁寧すぎるので、最短で試験だけ受かりたい人は、サクッとわかる貿易実務問題集のほうが良さそうです。
(書店で見た感じ、これが一番分かりやすいかつ試験内容と合っていました。)

実務をやっている人なら、試験後も辞書的に使える貿易実務ハンドブックを買っても良いと思います。

大体自分の場合は、このテキスト学習(一通り読む)で4~5時間くらいかけました。

②過去問を繰り返し行う

最初に書いた通り、貿易実務検定C級はかなりの割合が過去問から出題されます。

体感的には8割~9割が過去問集からそのまま出題され、残り1割ちょいが初見の問題、という感じでした。

ということで、身も蓋もないですがひたすら過去問を暗記しましょう。

過去問は本家の日本貿易実務検定協会から発売されており、2020年現在は貿易実務検定 C級試験問題集(第9版)が最新です。
その内新しい版も出ると思うので、その時々の最新版を買って下さい。

解説も充実しているので、テキストを読んだ時点の理解が浅くてもここで補完可能です

また、より確実に合格を目指すのであれば、ヤフオクメルカリ等に直近の過去問が出品されているので、それを使って勉強するもの良いかと思います。

自分の場合は、大体10時間くらい使い、過去問を解く→答え合わせ&解説読むを2週を実施しました。

③貿易実務英語の学習について

英語は苦手な方も多いと思いますが、それ程心配しなくても大丈夫です。

これも基本的には殆ど過去問から出題されるため、②の通り過去問をひたすら覚えればOKです。

ただ唯一単語だけは単語帳を使う等して、過去問の問題1に出題された単語くらいは暗記した方が良いと思います。

ご参考までに第75回試験(2018年10月)に出題された単語を以下に記載します。

  • Acceptance (承諾)
  • Balance Sheet (貸借対照表)
  • Customs Duty (関税)
  • Endorser (裏書人)
  • Notify Party (着荷通知先)
  • Quantity Discount (数量割引)
  • Sale by Specifications (仕様書売買)
  • Substitute (代替品)
  • Validity (有効期限)
  • Weight (重量)

ちなみに、試験時間はかなり余裕があり、前半(貿易実務)の部を早期退室することで、英語試験の前に1時間程度の時間が空くと思われるので、単語の最後の詰め込みはそこでやっても何とかなると思います。

合格後は過去問は高値で売ることが可能です

購入したテキストは実務用に持っていても良いと思いますが、過去問は不要かと思います。

特に↑にも書いた過去問集は5,860円と結構お値段が張りますが、過去問集+自分が受けた過去問をヤフオクメルカリで出せば、5000円~6000円くらいで売れるので、買った値段分は大体回収可能です。

以上、受験する方は頑張ってください!




2 件のコメント

  • 本日検定だったのですが、この勉強法により自己採点で、おそらく合格基準点を越えたかと思います。簡潔なまとめで非常に助かりました。ありがとうございます。

    • おめでとうございます!
      参考にして貰い、無事合格コメントまでいただいてとても嬉しいです。

  • セン へ返信する コメントをキャンセル

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください