バフェット指標でみる日本市場(1994年~2017年)




株式市場は2月上旬に調整したけど直ぐに戻り、高値圏に留まったままいつ何が起きても不思議ではない状態です。
ということで、現状の株式市場水準を測る指標の一つであるバフェット指標を見て現状の日本市場について考えてみます。

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バフェット指標とは?

■バフェット指標(指数)
 ・株式市場の時価総額÷名目GDP

ウォーレンバフェット氏が株式市場全体の水準を見るために使っているとされる。
経済と株式市場の規模はある程度リンクするという考え方を式にしたもの。

日本のバフェット指標の推移(1994年~2017年)

※時価総額はJPXが公表している全市場の合計。東証一部に絞った場合の差異は3~4%程度。

名目GDPが500兆前後で大きな変動がないため、結果的に時価総額の動き≒バフェット指標の動きになっている。

2017年末時点のバフェット指標は1.28でここ20年ちょいで一番高い水準。

リーマン前のピーク(2007年6月)で1.08。
バブル時の1989年頃は1.4~1.5くらい。
逆に低迷期だと0.5くらいが底。

考察

分かってはいたけど現状は高値圏にあります。

個人的な現状の市場に対する感覚としては、

・日本の経済状況(企業業績)は良い。
・政治及び金融政策は株高を後押ししている。
・アメリカの経済状況は日本以上に良い。見通しもよい。
・アメリカがよければ日本の景気・マーケットもそこまで落ち込まない。

という感じで、バブル崩壊やリーマンショック的な暴落は現時点では想定しておらず、その考えは今も大きくは変わっていないです。
2018年2月の株価の下げは、比率的には大した下げでなく急ピッチに株価が上がりすぎた調整という感じだと思います。

一方、数年前と比べると資産規模が大きくなっていることもあり、調整レベルであってももう少し大きめの下げや低迷が続くと結構精神的に厳しいかも。。。
という気がしてきたので、いざ下げが来た時に「もっとこうしておけば良かった。」とならないように、銘柄選びや市場観察といった日々の投資活動を丁寧にやっていかねばと思った次第です。
(雰囲気で株をやるとあぶない。。。)

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