会社員が社会保険(健康保険・厚生年金保険・介護保険)を節約する方法




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社会保険的には3月~5月は残業を抑えると節約出来ます

節税ネタは世の中に沢山ありますが、社会保険の節約は税金と比べると意識されていないように感じます。

本記事では、会社員に出来る社会保険の節約方法について解説していきます。

【結論】社会保険を節約する方法

先に結論から言うと、3月~5月(もしくは4月~6月)の残業代を抑えて、4月~6月に貰う給与を抑えることが、社会保険を節約する方法になります。

具体的には、以下の月の残業を抑えるようにして下さい。

  • 残業が翌月の給与に反映される会社であれば3月~5月
  • 残業が当月の給与に反映される会社であれば4月~6月

この3か月の残業セーブが、1年間(当年10月~翌年9月)の保険料に影響するため削減効果はかなり大きいです。

詳細は後述しますが、セーブした残業代の6割程の保険料節約に繋がることになります。
逆に言えば、この3か月は残業・休日出勤をしても通常の半分以下しかお金を貰えないことになるため、無駄に働かないのが得策だと思います。

社会保険の仕組みと節約の影響

まずここで言う社会保険は、以下の3つを指します。

  • 健康保険
  • 厚生年金保険
  • 介護保険

健康保険、厚生年金は会社員であれば皆入っていると思いますが、介護保険は40歳からの加入になります。

社会保険の仕組み

実際に毎月お国に収める保険料は、「標準報酬月額×料率」で決まります。

よって、大事なのは「標準報酬月額」と「料率」になります。以下それぞれ解説していきます。

料率について

厚生年金料率は一律「9.15%」となっています。
※正確には厚生年金保険料率は18.3%で、それを会社と個人が折版(18.3÷2=9.15%)しています。
※一部業種(坑内員・船員)の例外もあります。詳細は日本年金機構のHPで確認できます。

健康保険と介護保険は会社が加入している健康保険組合により料率は異なりますが、一番メジャー(独自健保以外の全企業が加入する)な協会けんぽの場合、健康保険料率「5%前後」、介護保険料率「0.865%」になります。
※厚生年金と同じく健康保険、介護保険も労使折版後の料率が5%と0.865%になります。
※詳細は協会けんぽのHPで確認できます。

自分が加入している健保は保険証で確認できるので、協会けんぽ以外の方は各健保組合のHP等で料率を確認してみて下さい。

ということで、料率に関しては転職でもしない限り自分ではコントロール出来ないので節約する上ではあまり気にしなくてもOKです。

標準報酬月額

社会保険料の節約をする上で重要なのはこの「標準報酬月額」になります。

標準報酬月額は給与の総支給額(月給額面)をベースに決まるので、要は月給が高ければ社会保険も高い、月給が低ければ社会保険も低いという単純な話ではあるのですが、

  • 4月~6月の平均給与により決まった標準報酬月額が当年10月~翌年9月の1年間ずっと使われる。
  • 標準報酬月額の算出には残業代も含まれる。

という特徴があります。結果、

  1. 社会保険料を抑えるためには、標準報酬月額を抑えればOK
  2. 標準報酬月額を抑えるためには、4月~6月の給与をを抑えばOK
  3. ①②より、4月~6月の残業代を抑えると社会保険料が抑えらえる

ということになります。

標準報酬月額に関する補足

細かな話なので読み飛ばして貰ってもよいです。

標準報酬月額は一定の金額(1~2万程度)で区切られているため、残業代を減らしてもそのままピッタリ標準報酬月額は減らないです。
また、通常は4月~6月の平均で標準報酬月額は決まりますが、期中に大幅に基本給が増減した場合等、例外的にそれ以外のタイミングで標準報酬月額が変わることもあります。
(4月~6月の平均で決めることを「定時決定」、それ以外を「随時改定」と言います。)

が、標準報酬月額をピッタリ計算するのは大変だし、随時改定は滅多にない例外的な話なので、あまり気にせず、4月~6月の給与を出来るだけ抑える!ことだけ意識しておけばよいかと思います。

社会保険料節約の効果

残業代を抑えることによる社会保険節約の効果はかなり大きいです。
例えば、以下のような条件を考えると。

  • 4月~6月に平均2万円ずつ(計6万円)残業をする。
  • 健保+年金+介護保険を合わせた保険料率が15%。

社会保険の増加額(節約可能額)

  • 標準報酬月額が2万円アップ
  • 毎月の社会保険料が2万円×15%=3,000円アップ
  • 年間の社会保険料が3,000円×12ヶ月=3.6万円アップ

ということで、残業代6万円の内3.6万(6割)(は社会保険料に消えるため、かなり割は悪いです。
逆に言えば、同じ残業代6万円でも、4~6月に行うことで、3.6万円節約できます。
※実際は税金や雇用保険も増えるので更に手取りには差が出ます。

社会保険支払による効果(プラス面)

デメリットばかり言うのも良くないので、社会保険支払のプラス面も言うと、社会保険の内、厚生年金だけは沢山払えば、年金として貰える金額が増えるプラス面があります。
(健保と介護保険は支払額によるサービス内容の変更は無し)

上記3.6万円分社会保険を余分に支払うことによる年金の上乗せ額はざっくり月100円強、年間1300円位になります。
仮に20年受給できれば2.6万円になり、ある程度は取り返すことが出来ます。

が、このブログの読者が年金を貰う頃に今と同等の年金制度が維持できている可能性は極めて低いため、それなりに割引いて考えておいたほうが良いと思います。

まとめ

  • 4月~6月の残業代を減らすと、1年分の社会保険料を減らせます
  • 金額的には、貰った残業代の内、約6割は社会保険で持っていかれます
  • 社会保険を沢山払えば年金は増えますが当てになるかどうかは・・・
  • ということで、3月~5月は無駄な残業・休日出勤はしないことをお勧めします!




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