2788アップルインターナショナル 2016年度通期決算分析




一先ず定量面の整理だけ。
まだ色々と細かく分析できていないので、その内追加で記事を書くかも。

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過去の分析記事

2788アップルインターナショナル・その1

2788アップルインターナショナル・その2

2016年度通期決算

連結会社と財務諸表の推移

15年度末と比較すると、連結子会社が9社→5社、持分法適用会社が7社→3社に減少しており、過去の不採算事業の清算がだいぶ進んできている。
残りのAIHD(中国事業統括)とその子会社もその内清算されると思うが、そもそも清算業務の負担はさほど大きくなさそうだし、必要な引当はされているのであまり気にしなくても良さそう。

BSは15年度末時点でだいぶ改善が進んでいたが、今期は不良債権の処理、借入金借換(短期→長期)、全体的なBS規模の圧縮が進んでおり、更に財務状態が改善。
連結の利益剰余金はプラスとなった一方、単体の利益剰余金はまだマイナスが続いており、これが復配の足枷になっていたが、本日(2/20)の「資本金の額の減少並びに剰余金の処分に関するお知らせ」のリリースで、単体の資本剰余金で利益剰余金の赤字を埋める振替処理を行うとしており、これで晴れて利益剰余金のマイナスは解消され、近々復配することになると思われます。

PLは3Qまでは計画を下回りながらも、少しずつ業績改善が持ち直しつつあったところで、10月には最重要仕向け国であるタイの国王崩御による経済停滞もあり、4Qは更に落ち込み計画比未達で16年度は終了。

今期計画

16年度の反動で17年度はまずまずの計画値。
また、この計画にはマレーシア国の裁判で勝てば入金される2.7億円の特別利益が織り込まれておらず、これは上積みされる可能性田高いと思われる。
(高等裁判所で一旦主張が認められたが、被告側の上告により引続き係争中)

あとは既存ビジネス及び新ビジネスの動向を引続き確認していく予定。




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